夢実現のためにありのままの自分を受け入れよう

感情に焦点を合わせる

自己肯定感が低いのは自分自身のネガティブな感情に向き合ってこなかったことが原因です。だからこそ、自分自身の感情に向き合うことが必要です。感情に焦点を合わせるには質問するのが最も有効な方法です。今自分はどのように感じているのか？と自問自答してみて下さい。失敗していま落ち込んでいる、すごく悲しい、とてもみじめな気持ち、不安、だれからも相手にされなくてさみしいなど失敗や挫折を振り返った時に自分がどうしても認めたくない感情というものがあります。いつもならその感情に蓋をしているのですから当然です。しかし、頑張って自分の感情を噛みしめてみましょう。失敗や挫折の時に味わう感情に焦点を合わせることで、自分の感情としっかりと向き合うことができます。

感情を擬人化する

自分自身の弱さを理解することができた場合にとても使える方法です。たとえば自分にとっての弱さが、みじめという気持ちだった場合を考えてみましょう。このみじめな気持ちに名前をつけて擬人化します。今回は「こみじめちゃん」とでも名付けておきます。そして、目をつむり「こみじめちゃん」と頭の中で対話をします。なんで「こみじめちゃん」はみじめな気持になったの？今まで「こみじめちゃん」の気持ちに気が付いてあげられなくてごめん。「こみじめちゃん」も自分の大切な一部だよ。というふうに言ってあげましょう。「こみじめちゃん」はそっと理由を教えてくれるかもしれません。もしかしたら、ずっと泣いているだけかもしれません。もしくは、怒り狂っているかもしれません。いずれにせよ、自分自身の深層にある感情に目を向けることで今まで対話をしてこなかった感情と向き合うことができるようになります。自己肯定感の高い人は無意識のうちに自分の中の感情と対話をしています。
しかし、自己肯定感が低いと、この気持ちを味わいたくないので蓋をしてしまうのです。だからこそ、意識的に対話の場を作り対話をすることで弱い感情と向き合い耐性をつけていくのです。

認知のスキル

認知とは、コーチングで使われる技術のひとつです。認知とは、相手の存在を認める言葉を相手に伝えていくことです。この認知の技術を自分自身に使うことで、自分の存在を満たしていくことが可能です。具体的には、今はうれしい感情だね、すごく心が傷ついてるね、とても心が穏やかだねなどポジティブな感情もネガティブな感情もどちらも言葉で表現します。擬人化はネガティブな感情に焦点を合わせているのに対して、認知は良いも悪いも現在うちにある存在すべてを認めていきます。自分の感情を客観的に認めることで、自己肯定感を高めていく手法です。